猫砂が触れない猫のトイレはペットシート

トイレ

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我が家には、2匹の猫(おさじとこさじ)がいますが、それぞれ好みのトイレが違います。

おさじはノーマルトイレ容器にペットシート、こさじはノーマルトイレ容器に猫砂です。

猫にとって幸せなトイレ環境を与えてあげたい私が、猫砂拒否の愛猫へ、ペットシートを提供するようになった経緯、人にとってのペットシートのメリットデメリット、猫にとってのトイレの良い悪い、商品について等、猫思いのあなたへ贈るトイレ回です。

お迎えしてすぐの頃のおさじ(当時生後10か月)。すでにトイレにはペットシート

スコティッシュフォールドのおさじは、生後10か月までペットショップに居ました。ホームセンターの2階にあるペットショップのケースの中に(当時、法改正前でまだケースの大きさが小さかった時代)横幅いっぱいに伸びて寝ていました。

譲り受けた際のペットショップ店長さんの説明では、トイレはペット用のシートと新聞紙を使っていたので、初めは猫砂を敷いた上にペットシートを置いてください。徐々に砂に変えていくと、猫もなれますよ、と教えられました。

我が家で早速言われた通りに猫砂にペットシートを被せて初日を迎えたところ、うまくトイレには入るものの、砂の感触が嫌なのか、用をたさずに出てきてしまいました。その日は緊張もあったからか、排泄はしませんでした。

お迎え後の初排泄まで

翌朝、まだトイレでの排泄はしておらず、下痢?嘔吐のようなものでケージに入れていたクッションが汚れていました。環境の変化がストレスだったのかなと思います。

翌日トイレの様子を見ていましたが猫砂の上のペットシートに乗るのも恐々な様子で、私が慣れるのを待てず、独断でトイレ内の半分は砂無しでペットシートを敷いてみました。

猫砂の上にペットシート&ダイレクトペットシート ハーフ&ハーフ

すると、ようやく、排泄してくれました。

猫のトイレ 良い環境とは?

獣医師いとぅー先生もおっしゃっていますが、猫はそもそも泌尿器系の病気になりやすいです。それに、一度なってしまうと、残念なことに繰り返してしまいます。

そうならないために、猫が排泄を我慢しなくても良い、心地よいトイレを準備してあげることが、飼い主にできる病気の予防です。

つまりは、猫が好む猫砂を選んであげて、排泄時に踏ん張れるよう、さらに排泄後は手で砂をかいて自分のニオイを消せるようなトイレであることが重要です。また、どんな敷物を使っていたとしても、トイレが汚れたらすぐに取り換えてあげることも必要です。

猫のトイレ環境が良いということは、飼い主にとって、猫が病気にならずにいてくれるので、病院へ連れていく手間もお金もかかりません。結果、愛猫に辛い思いをさせることなく満足度の高い日常を過ごせます。

おさじのトイレ利用状況

ということで、おさじの実際のおトイレの様子は

おしっこ
うんち

見事に左右のシートを使い分けて排泄しています。この頃から3年経ちましたが、今もこのスタイルで排泄しています。ノーマルトイレ容器に左右2枚のシートを敷いていますが、おしっこは左、ウンチは右にします。

ただ、まだおさじ自体が若いので、このトイレ環境がずっと続けていけるのかはわかりません。ウンチスタイルは、腰に負担がかかりそうな姿勢なので、今後も観察していかなければなりません。

ちなみに、このうんちスタイルで排泄する場合、多くの専門家は、猫がトイレを気に入っていないと判断されます。

では、おさじはこのトイレを気に入っていないのか?

おさじに直接確認できれば良いのですが、言葉が通じませんので、専門家がトイレを気に入っていないポイントで確認すると以下の通りです。

トイレが気に入らなければ、他で粗相をしてしまうそうなのですが、今のところはきっちりおトイレに排泄してくれています。

また、同居猫の猫砂に、ニオイを嗅ぎにトイレのヘリへ足を乗せることはありますが、自分が猫砂で排泄することはありません。

ゆえに、おさじは、ペットシートのトイレ環境を気に入らないわけではないし、猫砂のトイレは触れないと考えています。

実際おさじは、ペットシートで排泄後、シートを上手に排泄物にかけています。しっかりと被せているときもあれば、シートがうまくめくれず、排泄物が丸見えの状態のときもあります。ですが、基本、砂かけをしていますので、ペットシートが嫌いということは無いと考えています。

ペットシートのメリット・デメリット

ご覧いただいたように、おさじはペットシートで排泄していますが、同居猫であるこさじは前述の通り猫砂派です。ちなみにこさじが使用しているのは、ライオンのニオイをとる砂です。鉱物系で、トイレに流せないタイプです。

猫にペットシートを使うメリット3点(人にとって)


①シートごと排泄物を取り除けるので、ごみ捨てが簡単です。シートなので軽さも猫砂と比べてとても軽いので、ゴミ捨ての日に重いということがありません。


②猫砂はトイレ周りにどうしても砂が飛び散りますが、シートはそんなことはありません。


③排泄物の色・状態が確認できます。

おしっこの色、量、においが分かります。いつもと違う違和感にすぐに気が付けます。おさじは血尿になったことがありますが、いつもの黄色ではなかったのですぐにわかりました。また、回数も排泄量もシートへの広がり方で分かるので、確認しやすいです。

うんちも、そのまま確認できるので、量、状態(固い、柔らかい)色が分かります。おさじは、うんちにも血が付いていたことがあり、病院へすぐに行くことができました。(その時の診断は、粘膜が傷付いていて、その出血が付いたというもので、大事にならずに済みました)

猫にペットシートを使うデメリット(人にとって)

①排泄物のニオイがそのままです。

メリット③の逆説となりますが、我が家が使っているシートは無臭(無香料)なので、排泄後すぐは、分かりやすく臭います。けれど、香料入りの物は使いません。しっかりと排泄物の状況を確認したいですし、おさじが香りでトイレを嫌がっては元も子もないからです。

おさじが使っているペットシーツは、コーナンオリジナルペットシーツです。

コーナンオリジナルペットシーツおすすめの理由

こちら、(吸水力は)レギュラーですが、1回の排泄ごとに捨てるので、レギュラーで十分です。しっかりしすぎていると感じるくらいのシートの厚みもあります。

私は会社勤めをしていますので、日中10時間くらいは家を不在にしています。その間、排泄をしたとしてもおしっことうんち1回ずつなので、シート交換ができなくても問題ありません。

また、このシートは裏面が水色なので、表と裏を間違うことがありません。過去に表と裏が同色だったものを使っていた頃、よく表と裏を敷き間違えてしまい、おしっこを弾いて、水たまりになっていたことがありました。。。

しかし、この間違った経験から、その後、尿を病院へ持っていく(採尿が必要な)時は、シートを裏返して使えば、排泄後の尿を採取できることに気が付き、スポイドの様な専用の容器に尿を吸わせて持参することができました。

あとは、水を吸うという利点から、我が家では水気のものをこぼした時にさっと被せたり、窓の結露にシートを当てて水気を拭きとる等とても便利に使いまわしています。

金額的に比べる猫砂とペットシート

ライオンのニオイをとる砂は、1袋5リットルが4袋セットでおよそ2980円です。猫砂の全交換は1か月に1回ですが、排泄物を交換する時、私は排泄物と周りの砂ごと交換します。こさじは1日に、おしっこ3~4回、うんちも1~2回するので、およそ1か月で4袋を使っています。1日あたり99.3円です。

コーナンオリジナルペットシーツは、200枚入り2袋セットで3690円です。おさじは1日に、おしっこ2回、うんち1回なので、1日で3~4枚、およそ100日で400枚を使い切ります。4枚を毎日使ったとして、1日あたり36.9円です。

個体によって排泄回数は違うと思いますので、それにより上記計算は多少違ってくるかと思います。

まとめ

猫が好むトイレ環境でなければ、猫は排泄を我慢してしまったり、別のところで粗相をしてしまいます。そうなれば、猫の健康が損なわれたり、散らかしたりするので、飼い主は余計な片付け、粗相されたことに対しての不満など、猫と人との関係が悪化してしまうことも考えられます。

また、もし排泄を我慢したことにより、猫が病気になってしまったら、飼い主はまず悲しいですし、病院へ行く必要もあるので、時間とお金がかかります。猫と飼い主、どちらにとっても良いことはありません。

猫の暮らしの中でトイレはきわめて重要な要素であると思いますが、飼い主が環境を整えてあげられるものでもあります。愛猫が気持ちよく排泄できているか、私もこれからも確認していこうと思います。

みなさんと愛猫との暮らしが、穏やかで1日でも長く続きますように。

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