※本サイトで紹介している商品・サービス等の外部リンクには、アフィリエイト広告が含まれる場合があります。
猫飼いにとって、厄介な季節ですね、冬。
空気が乾燥してくると、猫が静電気を帯びてきます。何気にさわった時のあの「ばちっ」に、猫も人も驚きと痛みが走ります。
今回は猫自体に静電気対策もしてきた私が、手っ取り早く部屋の湿度を上げることの方が有益だと気が付いた話と、おすすめの加湿器についてです。
加湿器の導入により今年の冬は猫たちと快適に暮らしています。
猫は静電気がすごい



おさじは家の狭いところに入り込んだり、猫用動画に接近しすぎたり、もふもふの冬毛をブラッシングされたりするので、常に帯電してしまいます。触るだけでもうバチバチ。猫をなでたり、猫がすりすりと寄ってきたりすれば、静電気が走ります。
そのコミュニケーションによって、人と猫はお互いに痛みを感じています。
人が痛くないときは猫が、猫が痛くない時は人が、痛みを感じています。その痛みを繰り返す度に、猫も触られるのが怖くなるようで、悲しいけれど、あまり近づいて来てくれなくなります。
猫にする静電気対策
猫のブラッシングの時は、キャットグルーマー協会のみーちゃん先生が、現場でも利用されている、ブラッシング用のスプレー(シルクコラーゲンとマリンコラーゲンが配合)を使っています。

ベタベタしない、しっとりな使用感です。無香料なので猫が嫌がりません。ブラッシング時に今以上に猫に静電気が起こらないように、無理なくムダ毛を取り除くために使っています。直接おさじにスプレーするとおさじが嫌がるので、ブラッシングブラシにスプレーしたもので、毛を梳いています。
また、ブラシを使わない場合の使い方もみーちゃん先生は説明されていて、人の手に付けて猫をさすると手にムダ毛を集めることができます。私もよくやっています。
ちなみに、私の憧れ、みーちゃん先生の動画はこちらから見れます。おさじを飼う前から、猫をシャンプーする鮮やかな技術の動画を見るのが好きで、見とれていました。猫のお世話のグッズもいろいろと真似して持っています。
家全体にする静電気対策
加湿器を使うことです。
ただ、どんな加湿器でもいいわけではなく、湿度を部屋全体に行き渡せることができる加湿器であることがポイントです。部屋全体を加湿できないと、猫の生活空間が潤わず、いつまでも猫が静電気から解放されません。
私は今年4台加湿器を購入しました。
まず、調べもせず、加湿器の掃除がしたくない一心で、ハイブリッド式(スチーム加熱式)の加湿器を購入しました。

スチームがもくもくと出てきて、雰囲気が良く好きでしたが、残念ながら加湿器を置いた周りしか湿度を保てない為、ダイニチ工業さんの加湿器へ買い換えました。
なぜこの加湿器を選んだか
せやま大学のせやまさんが推奨される加湿器を選ぶ基準に納得したからです。
加湿器を選ぶ条件は、①加湿方式 ②加湿量と対応畳数 ③タンク容量 ④メンテナンス性(掃除の仕方)を考えて購入すると、目的にあった商品を選ぶことができるとのこと。
加えて、私が重要視する加湿器のポイントは
・掃除が簡単であること。以前使っていた加湿器は、フィルターの掃除と加湿器の吸水頻度が煩わしてく、また、冷たい風が出るタイプだったので壊れる前に捨てました。
・部屋全体の湿度を保ってくれること。直前に買った加湿器に満足しきれていませんでした。
・電気代が比較的かからないこと。直前に買ったスチーム加熱式は電気代が高いとのこと。
上記をふまえて、我が家に必要な加湿器は
①ハイブリッド式(加熱&気化式)で、②リビング用としてプレハブ24畳用 1時間あたり960MLの加湿量③6L以上の吸水タンク容量④使い捨ての気化フィルター選択ができるものであると判明、こちらを購入しました。

使って分かったおすすめの理由
お手入れがとても楽です。
まず、本体を購入すると、 カンタン取替えトレイカバー(透明のプラスチックカバー)と気化フィルター(青色)が付いてきます。
私は初めに買っておかないと使えないのかと思い、本体購入時に一緒に、カンタン取替えトレイカバー(透明のプラスチックカバー)と、使い捨てのピンク色の気化フィルターを購入しました。繰り返しになりますが、本体購入時に対象商品(お手入れカンタン商品)であれば、カンタン取替えトレイカバー(透明のプラスチックカバー)が付いてきて、1シーズン(6か月)取替不要なので、初めに買っておく必要はありませんでした。まぁいずれ使いますが、マンション住まいなので収納場所を取られています。。。
さて、使い始めて(電源を入れて)2週間経つと「お手入れランプ」が点灯します。
それを合図にお手入れをしますが、トレイから気化フィルター(ピンク)を取り出して、仕切板を取り外し、カンタン取替えトレイカバー(透明のプラスチックカバー)ごとトレイを水洗いしています。

ピンクのフィルターの場合は、汚れを確認するようにし、特別に汚れていない場合はそのまま使っています。3か月に1度の交換が目安です。

ブルーのフィルターの場合、2週間ごとに水洗い、1か月ごとクエン酸洗浄をします。やり方は説明書に記載されています。

機種により対象の消耗品が違いますのでご注意ください。紹介しているものは、私が購入したHD-RXC900C対応の消耗品となります。
加湿の実力
我が家では、加湿器の湿度を50%に設定して(設定できる湿度は50%、60%、70%)リビング(17畳)の棚の上に置いています(トップ画面写真)。
その加湿器を置いているリビングから続く和室(6畳)の端に、こさじ用のケージがあり、その上に湿度計を置いていますが、加湿器を設置してからは常に50%以上を指しています。
ちなみに、我が家はLDK(21畳)と和室(6畳)の間のふすまを取り払っており、エアコンが2台それぞれの空間で稼働しています。この二つの空間を1台の加湿器が潤わせてくれていて、その湿度が常に50%以上ということです。


おかげで、加湿器導入後は猫との触れ合い時に静電気を感じることがなくなりました。
なんてハッピー!
こんなことなら、おさじを飼った冬から導入すべきでした。
我が家は、このダイニチ工業さんの加湿器を気に入ったので、すぐに寝室と息子の部屋用に2台追加購入し、使っています。この2台の加湿器の対象畳数はプレハブ洋室14畳までです。

ただし、加湿器(3台)とエアコン(4台)を24時間稼働し続けた12月の電気代は、例年より1万円高かったです。
電気代が上がった原因が加湿器導入だけとは思いませんが(なぜならダイニチ工業さんの加湿器は電気代が安いというのもウリだからです)、少なからず加湿器の電気代がかかったと思われます。それにしても、今年の冬は例年より快適に過ごしていますので、私にとってはQOLが向上し、加湿器を導入して満足しています。
まとめ
冬の猫の静電気は飼い主にとっても猫にとってもストレスでしかありませんでした。言葉を話さない猫とのコミュニケーションは触れ合うことであり、触れ合うたびに静電気を感じることに人も猫もストレスを感じていたからです。
その不満を一気に解決してくれたのは、部屋の湿度を上げることでした。
猫との暮らしで静電気を失くすには、加湿器を導入することをおすすめしますが、私のように何も調べずに購入することは時間とお金の無駄になりますので、加湿器についてはよくご検討されて導入してみてください。
今回の私の失敗と経験があなたとあなたの愛猫の生活のお役に立てれば幸せです。